「巴雑記」
※ココは「巴」を制作するにあたりの筆者の、メモやひとりごとのページです。
小説はありませんので、ご注意ください。
はじめに
阿含雲水一休混戦小説「巴」
無事終了いたしました事を、お礼申し上げます。
同時間軸小説という名目とはいえ、連載期間なんと10ヶ月弱。
この長い間、なんども訪れてくださり、読んでくださり、励ましてくださり、
お言葉をくださった皆様に、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!そしてお疲れさまです!!
9ヶ月以上も同じ登場人物、同じテーマで書き続けられたのは、
「皆様と一緒に楽しむ」ことができたからだと思います。
好き勝手にわたくしの妄想を書き、しかもそれに共感してくださる方がいらっしゃる。
北川、書く苦しみを含めてとても幸せな9ヶ月でした。
以下は「巴」制作にあたり作者のひとりごとでございます。
どうぞ、スルーしていただいて結構です。お暇な方のみ推奨。
1.「小さくなった鉛筆」(お題)
ナーガ初小説。まさかここまで長いシリーズになるとは思わず、ジャブ程度にお題。
「小さくなった鉛筆」について考えるうち、
小さくなった鉛筆→もったいない→セロテでふたつくっつけて長い鉛筆→セロテがもったいない。
という考えに至り、そのまま小説へ移行。
2.「目覚まし時計」(お題)
長くなるとは思わなかったが、同時間軸でアタマの中の妄想を書く事は決まっていたので、発端というか。
阿含だったらかけられた目覚ましをいかに回避するか、という考察。
壊しては雲水にバレるし、起こされてから止めるのでは芸がない。今読み返すと短め。
3.「鍵」
すでに「三つ巴」は決まっていましたので、 双子に一休をいかに絡ますか、という所。
カッコイイ先輩だと思っていた二人に、秘密がある、という緊張感。出せ・・・たかなあ?
4.「サンダル」(お題)
シチュエーション的には相当気に入っている。双子中学生時代の話。
兄弟+墓場というストイックさに+エロキッス。表現しきれたかはナゾですが。
ちなみにロケ地は北川家の墓場。山の中にあり、道はよくすべり、蚊がハンパじゃない。
5.「目撃」
ハラハラドキドキ。これに尽きる。誰でも経験のありそうな背徳感をどこまで出せるかの挑戦。
阿含と一休の火種。
6.「名前」
「目撃」発展系。北川、ナーガ始まって以来の大バクチ。はたして読者様を騙すことができるのか。
とりあえず「阿含でした」は結構気に入っています。
7.「出口」(お題)
「名前」のネタバラシと、最初の阿含vs一休。
阿含vs一休が書きたくて始めたといっても過言ではない。
はっちゃけ阿含、楽しかったです。
8.「ふたりの夜」
秘密についてにおわせつつも、「兄弟」って感じの双子が書きたかった。とりあえずプライドごっこは相当楽しかった。
9.「銀杏の体温」
雲水考察。ささやかに一雲。一休といるとこころなごむ雲水。雲水を意識している事に気付きはじめる一休。
10.「夜逃げ」(お題)
これを書くのを最高に楽しみにしていた。
兄弟が兄弟を越えてしまったというエロさ?出て、ますでしょうか・・・・。
今でも一番気に入っています。やってみたかった視点別。
11.「秘密」
「夜逃げ」も終わった事ですし、そろそろ本格的に三つ巴モードに移行。
雲水にドッキドキ一休が書きたかった。。
12.「告白」
冒頭で自分の脳内と読者様の脳内を整理。
一休、背水の陣からの反撃。むしろそこから進軍。
13.「聴こえているか」
「夜逃げ」後と、「告白」の阿含の出ていった後の雲水。
留守電らへんは結構気合い入ってる。
14.「頭痛」
雲水をいかに魅力的に書けるか、一休をいかに雲水にハマらせるか。
15.「燭光」
阿含、乱心。ベタかなあと思いつつも、それでも乱心。
九体仏堂の仏像、燭光の表現は気に入っている。
16.「月光」
月の光を表現する為に影を、静けさを表現するために砂利の音を、と描写を重視したが、
最終的に効果的だったのかいまだ不安。でもお気に入り。
17.「その眼差しの先」
これまで阿雲、一雲。それが「燭光」で阿一、ときて今回で一阿。
醍醐味。まさに醍醐味。 一休最強伝説。
18.「熱」
キーマン雲水にクローズップ。恋と風邪の酷似性。
阿含は風邪引いたら引いたというし、一休はガマンしつつも病院に行く。
雲水は耐えて耐えてブっ倒れる。
19.「バカとオセッカイ」
憧れだった子阿雲にトライ。
雲水が風邪を引いた時、阿含が先に気付いていたから倒れずに済んだ。
阿含がいない雲水はガマンしてしまう。
最終話「巴」
タイトルを「三つ巴」ではなく「巴」にした理由。
「巴」は水が渦を巻く形を文様にしたもの。
最終話の文体はキーマン雲水。
最初からわかりきっていた物語は、雲水のちいさな自覚ですべて幕を閉じる。
オマケ「セロテープ」
初心に戻って。
「巴」は以上で終了いたしました。
ここまで読んで下さった方・・・・いらっしゃるんでしょうか?
いらっしゃいましたらお疲れさまです。
ご感想などいただけたらマジ嬉しいです。
次作の意欲につながりますので・・・・!!
それでは、またお会いできたら幸いです。
ReheaRsal 北川
作品名/「巴」
連載期間/2004年5月29〜2005年3月12日
作者/北川